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高崎の地へ

大正8年(1919年)、のちに専精寺の開基(初代)住職となる朝比奈法
氏は真宗大谷派東本願寺浅草別院・高崎支院の輪番(住職)として、この高崎の地に赴任しました。

当時、浄土真宗の寺院が少なかった高崎において、信仰の篤い北陸などから出稼ぎに来ていた人たちや、初めて親鸞聖人の教えに触れた地元の人々にとって真宗の僧侶の声は心に深く響きわたり、ときには笑い、涙しながら繰り返しお寺へ足を運び、聞法に励んだそうです。